こんにちは。
補聴器ソムリエの洞です。
今回も引き続き“目”と“耳”の比較です。
前回は話相手と気持ちを通わせるには“目”よりも“耳”の方が役に立っているという
お話しをしました。
実はもう一つ“耳”の方が役に立っていることがあります。
それは・・・
身に迫る危険を察知するには“耳”の方が役に立っています。
“目”は見える範囲の危険しか察知できませんが、
“耳”は見えない方向からの危険信号を察知できます。
耳の仕事は音声を聞き取るだけでなく、様々なものを察知するセンサーの役割も
こなしているんです。
背中越しに人の気配を感じたり出来るのも“耳”のお陰なんです。
耳が聞こえにくくなると音声が聞き取りにくくなるだけでなく
センサーの役割もこなせなくなってしまいます。
聞こえないということは実はとても怖いことなんです。
ちなみに・・・
これは耳を塞がれた人が乗り物に乗ると危険、という話でしたが
難聴の方も同じ様に危険が察知できません。
想像してみてください。
大勢の人が歩いているスグそばを、危険を察知できない人の
運転する自動車が通り過ぎるところを・・・
ゾッとしますよね!
聴こえに不自由がありながら車の運転を続けている方が
いらっしゃいましたら、今後も続けていくのかどうか、
ご家族とよく話し合ってみて下さい。
今回も“耳”の重要性、ご理解いただけましたでしょうか。
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すぽ (木曜日, 04 7月 2019 20:16)
耳が聞こえないのと目が見えない世界で、
どちらが怖いかというと目が見えない方が、
怖いです((( ;゚Д゚)))視覚障害者は、確かに
音は、聞こえるし、しゃべれることは、できるけど、自分が今、どこを歩いてるか分からない
自分の顔が見えない耳が聞こえないのは、筆談ですればいいと思う。とりあえず相手の顔や、
お店とかは、目で見られるから