皆さん! こんにちは 補聴器ソムリエの洞です。
これまで“難聴にはどんな種類があるのか”お話ししてきましたが、今回は“難聴にはどんな程度(レベル)があるのか”お話ししたいと思います。 難聴と一言で言いましても、正常な人とあまり変わらないほどの軽い難聴から、補聴器をしたとしても効果が期待出来ないほどの重い難聴まで、幅広い“難聴の程度(レベル)”があります。 難聴の程度は聴力を測定して判明しますが、その測定結果を表示するグラフが世界共通で決められていて「オージオグラム」と呼ばれています。
下へ下がれば下がるほど音が大きくなります。 “それだけ大きな音を出さないと聞こえないほど耳が悪い”ということを表しています。 次に「横軸」は音の高さを表していて単位は“Hz(ヘルツ)”です。
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ピアノの鍵盤と同じように左へいくほど低い音、右へいくほど高い音を表しています。 1目盛は1オクターブです。 この縦軸と横軸をふまえて一般的な生活音を配置していくとこうなります。
全国の二十歳の聴力を測定して平均をとると、ここになります。
この二十歳の平均聴力(最小可聴値)を基準として、ここから下がれば下がるほど聴こえが悪いということです。
基準(二十歳の平均聴力)からここまでは「正常」とみなします。 補聴器の必要はありません。
さらに下がってここまでは「難聴」です。 補聴器が必要となります。
さらに下がりますと「重度難聴」または「聾(ろう)」と呼ばれるレベルになります。 補聴器の装用は困難になります。
「難聴」の範囲も細かく分けますと「軽度難聴」「中度難聴」「高度難聴」の3つに分けられます。
これが難聴の程度(レベル)です。 これに一般的な生活音をもう一度貼り付けてみて、それぞれのレベルを確認してみましょう。
次回は加齢による難聴についてお話しします。
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Felix Sampson (木曜日, 02 2月 2017 01:27)
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