自宅で出来る簡単聴力測定（その２）

皆さん！　こんにちは　補聴器ソムリエの洞です。

今回は前回の続きで、自宅で出来る簡単聴力測定の第２弾です。　前回は“音が聞こえるかどうか”の測定でした。　そこで難聴の結果が出た方は、今回の“言葉が分かるかどうか”の測定に進みましょう。　皆さん、こんなことありませんか？

「相手の声が聞こえないわけではない。　聞こえてはいる。」

「聞こえてはいるのだれけども、何を言っているかが分からない。」

実はこうおっしゃる方が最も多いのです。　では今日はその“分かる・分からない”のレベルを調べてみましょう。　今回はお一人では出来ませんのでご家族の方に協力をお願いして下さい。　ではまず下の２０個の言葉をご家族の方にメモ紙に書き写してもらってください。

次に静かな部屋の中でご本人は左の耳の穴を左の指でふさいでください。　ご家族の方はご本人の右側に立ってもらい、右耳に向かってこう言ってください。

すると・・・

すぐに返事が返ってくれば、その声の大きさで測定開始します。　返事が返ってこなければ返ってくるまで声を大きくしていってください。　返事が返ってきた時の声の大きさで測定開始してください。　ではご家族の方は、先程のメモ紙を見ながら一文字づつ言ってください。

ご本人は聞こえた通り言ってください。

続いて・・・

するとご本人は・・・

このように２０の言葉すべてを順番にやってください。　そして２０問中、間違えた数をかぞえておいてください。　右耳が終わると同様に左耳をやってください。

右耳、左耳それぞれの２０問中の間違えた数を下の表にあてはめてみましょう。

いかがでしたか？　右耳と左耳それぞれどのランクに当てはまりましたか？　今回のこの測定も簡易的な目安です。　詳しくはお近くの認定補聴器者にご相談ください。　と言うのも、実は今回の“言葉が聞こえるかどうか”の測定は非常に重要な測定なんです。　何故重要なのかは次回お話しさせてください。

さくら補聴器夙川店

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