皆さん! こんにちは 補聴器ソムリエの洞です。
私の勤めるお店は、阪急夙川駅の南側にあります「夙川グリーンタウン」という建物の地下1階にあります。 同じ地下1階のフロアには「ダイエー」さんをはじめ様々なお店が開業しておられますが、その中のひとつに「囲碁クラブ」があります。
ご高齢の囲碁愛好者の方々を中心に毎日大盛況のお店です。 当店で補聴器をお求めいただいたお客様の中にも、この囲碁クラブに通っておられる方が数名いらっしゃいます。 その方々にお話しをお伺いしたところ、会員の方々はご高齢者が多いのにも関わらず「認知症」という話しを聞いたことが無いと口を揃えておっしゃいます。 高齢者の4人に1人が認知症、またはその予備軍と言われている中で、なぜこの囲碁クラブでは発症が見られないのでしょうか?
その原因についてお伺いしますと対局で常に一手先、二手先を読んで脳をフル回転させていることに加え・・・
これは囲碁だけでなく将棋も麻雀も同じ事とおもいますが、対局中に対戦相手とする何気ない会話で、相手の手を読んだり、カマを掛けたりする心理戦を繰り広げるそうです。
そのために囲碁クラブから帰るとクタクタに疲れるそうです。 ただし体が疲れるのではなく、脳に疲れを感じるそうで、それは心地良い疲れだそうです。 それが楽しくてまた通ってしまい、止められないのだそうです。 こんなところにもコミュニケーションを通じて脳を使うことが認知症予防に繋がる傾向が垣間見れた気がします。 さらに教えていただいたことは、囲碁を始めるのに何歳でも遅過ぎるということは決して無いそうです。 要は・・・
と新しい刺激に対して壁を作ってしまうのでは無く・・・
とスタートボタンを押す“気力”が大事なのだそうです。 この“気力”も認知症予防の重要な要素となってきます。 詳しくは別の回でお話しさせていただきます。
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