皆さん! こんにちは 補聴器ソムリエの洞です。
補聴器には、とても沢山の種類があります。 その中から最適な一品を自分で選ぶのは大変困難なことです。 ですが優秀なアドバイザーがいるお店で選んでもらえると安心ですよね! その後も相談に乗り続けてもらえたら、もっと安心ですよね!
“間違いのないお店”とは具体的にどんなお店なのでしょうか? それは・・・
では、どうやって、その間違いのないお店を見つけ出せばよいのでしょうか? 今回からは“間違いのないお店選びのコツ”をご紹介してまいります。 今日はその1回目です。
“認定補聴器技能者”とは、財団法人テクノエイド協会から、基準以上の知識や技能を持つことを認定されて与えられる資格です。 言わば補聴器のプロの証明書のようなものです。
何事にも“絶対”ということはありません。 医師免許を持っている人の中にも“やぶ医者”がいるように、認定補聴器技能者の中にも技能、知識ともに乏しい方が残念ながらいらっしゃいます。
確率の問題です。 ごく一部にそういった方があるのは事実ですが、ほとんどの技能者は何年間も講習を受けて、実績を積んで、テストを受けてパスした優秀な方々です。 病気になってしまったら、やぶ医者が怖いからと言って病院に行かない訳にはいきませんよね! それと同じことです。 ほとんどの認定技能者は信頼できます。 それでも「どうもおかしい!」と感じたら、別の認定技能者を探して相談してみてください。
2回続けて“やぶ技能者”に当たる確率は“ゼロ”だと思って間違いないでしょう。 さらに大切なのが認定技能者が常駐しているお店かどうかです。
補聴器メーカー勤務の認定技能者が相談会などのイベントの時だけ応援に入っている場合があります。 お店に常駐するわけではなく販売の時だけ技能者が対応するということです。
その通りです。 補聴器で最も大切なのは販売後の調整・補整です。 それで補聴器の価値が決まると言っても過言ではありません。 ですから認定補聴器技能者の常駐している販売店かどうかを確認しましょう。 具体的に、まずお店に行ったらこう切り出してみてください。
ここで認定補聴器技能者の証明書を確認しましょう。 つづいて・・・
これなら、その後の話しを続けても大丈夫です。 では逆に大丈夫でないお店とは、どんなお店でしょう?
お店の方が自分で出来る人ならヘルプ(応援)は頼まないはずです。
これだと最後までプロに面倒をみてもらうことは困難でしょう。 最も重要な販売後の調整・補整が期待出来ません。 さらに補聴器を作成する際に難聴者の耳の型を採る場合がありますが、認定補聴器技能者の資格を持っていない人が耳の型を採取すると事故の起こる可能性が否定出来ません。 過去には耳の切開手術をしたという事例も発生しています。 まずは“認定補聴器技能者の常駐するお店”という条件を“絶対の条件”としてお店を探してみて下さい。
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